Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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おれはにじゅうめんそうだ

おれは二十面相だ/妖星人R

江戸川 乱歩

Leggi おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.

N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 194.415 caratteri · 391 schermate

Aozora Bunko

「うん、子どもがひとりと、青年がふたりのっている。ああ、そうだ。あの子どもは今井というセトモノ屋の子だ。わしのあとを追っているんだ。しかし、へんだな。小林君の姿が見えないぞ。……おい、もっと速力が出せないか。これじゃ、じきに追っつかれるぞ!」

サーッ、サーッ、滝のように白波をたてて、矢のように走る二せきの快速艇。あたりの船の人たちはあっけにとられて、見おくっています。

「先生、だめです。もう、これいじょう速力は出ません。モーターボートは、グングンせまってきます。三分もしたら、追っつかれますよ。」

「よし、心配するな。こっちには、まだ、おくの手があるんだ。いまにあっといわせてやるぞ。

島が見えたら、五十メートルぐらいまで近づいて、左へまがるんだ。そして、おきのほうへ、逃げるんだ。」

魔法博士はおなじことを二度くりかえして、ねんをおしてから、船室のドアを開くと、となりの荷物のおいてあるうす暗い小部屋へ、とびこんでいきました。そして、そこにある大きな箱のふたを、開くのでした。

箱のなかから、へんなものを取りだし、博士は、それを黒シャツの上にきました。

きゅうくつなほど、ピッタリ身についたビニールの服です。