Classici giapponesi con furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Leggi おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 194.415 caratteri · 391 schermate
天にのぼる白犬
」
「じゃ、おまわりさんが、しらべればいいんですね。この村にだって警察があるんでしょう。」
井上君がいいますと、おじさんは、うなずいて、
「むろんあるさ。警察分署があって、四―五人のおまわりさんがいる。このあいだから、いっしょうけんめいに、しらべているんだが、まだ、どろぼうはつかまらない。じつにこまったことだ。」
と、ためいきをつくのでした。
天にのぼる白犬
ところが、井上君のおじさんの考えは、まちがっていたことが、だんだんわかってきました。雲の中からあらわれる巨人の腕は、けっして、でたらめなうわさではなかったのです。そして、ついに、少年探偵団員である井上君とノロちゃんとが、そのおそろしいできごとを、まのあたりに見ることになるのです。
温泉についたあくる日の夕がた、三人の少年は、また野天ぶろにはいっていました。どんよりとくもった日で、まだ五時をすぎたばかりなのに、あたりは夕やみにとざされ、遠くの方は見えないほど、暗くなっていました。
はじめは三人きりで湯につかっていたのですが、しばらくすると、野天ぶろの岩のむこうから、ひとりのおとなの人がはいってきました。