Classici giapponesi con furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Leggi おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 194.415 caratteri · 391 schermate
少年名探偵
」
「そこが魔物だよ。人間の知恵では、考えられないことが、あのばけものには、ぞうさなくやれるのかもしれない。」
「だが、貨車を一つだけつかみあげたとすれば、七両めからあとの貨車は、連結が切れてしまうから、そこにとりのこされたはずじゃないか。」
「それが、やっぱり人間の知恵だよ。あの巨人なら、貨車をぬきとって、前の車とあとの車を、手ばやく連結することだって、わけはないかもしれない。
なにしろ相手は、でっかいやつだ。ちょうど、こどもが、オモチャの汽車をいじるようなもんだからね。」
そんな会話が、ほうぼうでくりかえされました。そして、村の人たちの八割までが「巨人の腕」のしわざにちがいないと、信じるようになったのです。
美術品の持ち主のお金持ちは、相手がばけものであろうが、人間であろうが、美術品をとりもどしてくれた人には、百万円のお礼をすると、警察分署長や村長に話し、それが村じゅうにつたわりました。
また、土地の新聞にも、そのことが、でかでかと書きたてられたのでした。
少年名探偵
そのあくる日の夕がたになっても、貨車紛失事件には、なんの新しい発見もありませんでした。