Classici giapponesi con furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Leggi おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 194.415 caratteri · 391 schermate
」
と、もううれしくてしかたがありません。刑事さんたちは、にせの松波博士にも手錠をはめてしまいました。
ほんものの松波博士は、力のない声で、みんなにあいさつしてから、
「わたしは、明智さんに助け出されたのです。まえには、古代研究所のエジプトの巻き物が盗まれようとしたのを、防いでくださったし、こんどはわたしを助けてくださった。二重におせわになったわけです。」
と、お礼を言うのでした。
「いや、まだひとつ残っているものがあります。エジプトの巻き物が盗まれるのを、一度は防ぎましたが、二度めに透明人間のトリックで、持ち去られてしまいました。」
明智はそう言って、ジロリと二十面相を見ました。
「きみ、むろん、あれを松波さんに返すだろうね。」
すると、二十面相の山口青年がニヤニヤと笑いました。
「こうしてつかまったからには、返すほかあるまいね。しかし明智君、二十面相は魔法つかいだからね。まだ、どんなおくの手が用意してあるかもしれないぜ。
きみも、ぼくのおくの手は、じゅうぶん知っているはずだ。ゆだんをしないほうがいいよ。」
「ハハハ……、あいかわらずだな。きみの方におくの手があれば、ぼくの方にだって、それにまけないおくの手がある。