Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ごくちゅうへのてがみ

獄中への手紙

宮本 百合子

Leggi 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 230.599 caratteri · 458 schermate

Aozora Bunko

ああそうか、と大いに合点をして、そうだと分ればそのようにも致しましょうと、思ったわけでした。平面、立体というのを女学校の幾何のとき少し習わりましたけれど、立体的というのもいろいろ様々ね。ですから私は大いに立体的小説をかこうというわけです。

そう云えば、もうきっとあなたはピーピーでいらっしゃるでしょうね、ごく近日のうちにお送りいたします。

やっとこすっとこ、明日中に中公の手入れ終ります、決して見苦しい片輪ものではないだろうと骨折り甲斐もいくらかあります。まるで経師屋でした、あっち切ってこっちへはって。書きこんでは又貼って。この部分はどうせ全部くみかえですね。それでいいからというのだから、かまわないけれど。おしまいの「しかし明日へ」の「しかし」をとって、ただ「明日へ」とします、それでいいと思います。二つの章がとけこんで消えてしまいました。「渦潮」と「転轍」。枚数はまだ不明。かきこみの工合で見当がつきません。

重治さん一家は、保養に淡路島へ行ったそうです。暫くのことでしょう。通う千鳥のなく声は、の島です、どんなところでしょうね。

稲ちゃんは箱根。鶴さんは大変血を出しておどろいたら喉の真中がさけてそこから出たのだそうですが、佐藤先生の話によると、傷があるようだと、別の意味で真面目に考え、駆除しなければならないの