Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Leggi 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 230.599 caratteri · 458 schermate
親類のひとのやっている宿屋なんて妙ね、却って、さっぱりしなくてね。
きょうの夜具は、ものの哀れをさそわれました。ひどいのねえ。あなたの布団は毎年必ず新しくしているのよ。綿を入れかえ縫い直しして。今年のようになったのは初めてでした。メリンスは、丈夫なものではないけれどああはなりませんでした。十月から四月まで一枚では、これからは駄目かもしれません。間で一枚とりかえる方がいいけれど、間がこまりますね。本当に困ると思うわ。だって、私が一生懸命心がけたってスフはスフというわけでね。
緑郎はちょっとお話したようなわけで、今は朝日の仕事していくらかお金を貰っているでしょう。そして、やはりいられるだけいる方針だそうです、それがいいわ。この間写真みたときはでっぷりしてどういうことなのかと思ったけれど、なかなか沈着によくやっているらしくてうれしいと思います、せめて緑郎一人ぐらい何ものかであっていいわ。
二十二日のお手紙の返事は、土曜のを見てからということですが、私が悄気こんでいたのはね、ものをキチンとする方がいいという注文についてではなくてね。若しすぐ片づかないようだったらそちらに行くのを、それにつれて延期するのだ、ということだけよ。