Classici giapponesi con furigana
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Leggi 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 230.599 caratteri · 458 schermate
それは、そうでしょう? そして、私としてそうである現実のモメントはどういうところにあるかということだって、それはわかるわ、ここにシンセリティのこととして云われているとおりに。わかるのよ、そして、わかっているのよ。
私は一つお願いをして置こうと思います、よくて? どうぞどうぞ忘れないで覚えていらして下さい。それは、次のようなことです。三日に、あなたは、これからこういう必要もないだろうが、と云っていらっしゃるけれど、実際のところ私たちの生活で、もうこれから決して只の一度もダラダララインにひっかかるようにしないなどという高言は放てないと思います。私は、ほんとうにひっかけないようにしますが、でも、もしそういうことがあったら、そのことについてはどんな落雷もいとわないわ。そのことについてだけのガラガラピカリは相当であってもいいから、どうか、ほとばしらないでね。つまり、それが出来ないなら云々というところは、どうかのみこんで下さい。どうも私はあれをきくと少々気の変になった驢馬めいた気持になるらしいから。何だかデスペレートになってしまう。バタつきたくなるのよ、可笑しいでしょう。