Classici giapponesi con furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Leggi おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 194.415 caratteri · 391 schermate
しかし、消えたように見えました。」
「カニ怪人は星の生きものではなくて、地球の人間なのだから、消えられるはずはない。それも、あいつの手品だよ。そのとき、怪人は大きな木の下にいたんだね。おそらく、その木の上のほうの、葉のしげった中に、なかまがかくれていたんだよ。
そいつが、車にまきつけた、黒いナイロンのひもを、上からさげる。そのひものさきには、かぎがついていて、怪人がそのかぎを、自分の背中にひっかけるようなしかけになっていたにちがいない。うすぐらい森の中だから、ナイロンのほそいひもは見えはしない。
かぎをひっかけると、木の上のなかまは、木の枝にとりつけた車をまわす。怪人は上にひきあげられ、葉のしげみの中に、かくれてしまうというわけだよ。
しかし、ただひきあげたのでは、すぐわかってしまうから、煙をはきだして、自分のからだを、煙につつんでしまった。からだのどこかに、こい煙が出るしかけを、よういしておいたんだね。
それから、きみが消された。それをたしかめるために、またカニじいさんがあらわれて、子どもたちをよんだ。その子どもたちは、みんなカニじいさんの味方だったのさ。