Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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おれはにじゅうめんそうだ

おれは二十面相だ/妖星人R

江戸川 乱歩

Leggi おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.

N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 194.415 caratteri · 391 schermate

Aozora Bunko

ですから、鏡にうつった赤井君を、大学生とおもいこんでしまったのですよ。先生は、エジプト室に大学生がいるものと信じておられたのですからね。」

赤井君は、そうして、エジプトの経文ののろいというものを、つくりあげたのです。この部屋にはあやしいことがおこると信じこませたのです。

しかし、こんなしかけのドアをつくらせるのには、小使の給料なんかでできることではありません。赤井は何者かが小使にばけていたのです。ほんとうは、おそろしい大どろぼうかもしれません。

「ふーん、たいへんなしかけをしたもんですね。すると、いま明智さんが話していた男は、この鏡にうつった明智さんのかげだったのですか。鏡のかげなら、消えうせるのは、わけはない。この二重のドアをしめて、もとの一まいのドアにしてしまえばいいのですからね。」

小林少年も、ドアのしかけを見て、すっかりかんしんしてしまいました。

「先生、それじゃ先生は、昼間ここをしらべたとき、ちゃんと、このしかけに気づいていらしったのですか。」

「そうだよ。しかし、松波先生にも、きみにも、だまっていた。このしかけがわかったとなると、犯人がにげてしまうからね。