Classici giapponesi con furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Leggi おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 194.415 caratteri · 391 schermate
それから、ぼくは、ひまにまかせて、ネズミを手なずけることを、はじめました。
パンをたべのこしておいて、それをえさにして、手なずけたのです。三日めには、ネズミがぼくになれて、ひざにはいあがったり、手をなめたりするようになりました。なぜそんなことをしたかというと、ネズミを使って、へいの外と通信をするためなのです。ぼくはじぶんの毛糸のシャツをほぐして、ながい糸を取りだし、それをネズミの足にまきつけて、穴のなかへ、おいやったのです。」
小林君は、持っていた手帳の紙に鉛筆で手紙を書き、それをおりたたんで、おもてに「これをひろった人は、すぐ麹町六番町十二番地の木村正雄君に届けてください。そうすれば木村君が、たくさんおれいをくれます。」と書いて、毛糸のはじにくくりつけ、それをネズミの足に、グルグルまきつけて、はなしてやったのです。ネズミは土管をつたって、へいの外へ出ます。
そして、ひろっぱのどこかで、足にまいた毛糸がとけて、手紙が地面に落ちるわけです。二度ほど、しっぱいしましたが、三度めに、うまくいきました。ひろっぱで遊んでいる子どもが、その手紙を見つけて、木村君に届けてくれたのです。