Classici giapponesi con furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Leggi おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 194.415 caratteri · 391 schermate
そして、馬乗りになって、ぎゅうぎゅうと、首をしめつけているようです。
しかし、相手は二十面相です。そのまま、負けてしまうはずはありません。
山口君が、パッとひっくりかえりました。目に見えないやつが、猛烈ないきおいで、はね起きたのです。
山口君は、また、相手に飛びかかっていきましたが、ガクンとアッパーカットをくらったようにあごをあげてしりもちをつきました。
「ちくしょう。うぬ、逃がすものかっ。」
山口君は、また立ち上がって、組みついていきました。そして、ウンウンいいながら、とっくみあっていましたが、あっとおもうと、山口君のからだが、パッと空中に半円をえがいて、もんどりうって向こうの地面に投げ飛ばされました。目に見えぬやつは、柔道のともえ投げの手を使ったのです。
起きなおろうとするところを、上から乗りかかって、首をしめつけられているらしく、頭を右ひだりに動かして、もがいていましたが、やがて、グッタリとなってしまいました。
「ハハハハ……、まいったか。おれは柔道五段の腕まえだからな。きみなんかに、つかまりやしないよ。」
空中から、そんな声が響いてきました。