Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ごくちゅうへのてがみ

獄中への手紙

宮本 百合子

Leggi 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 230.599 caratteri · 458 schermate

Aozora Bunko

お兄さんは御亭主にああ云っておやりになったのだから、姉さんはおかみさんに書き易い条件をつくってやる責任がありそうね。お互っこですもの。ねえ。

「ミーとかユーとかいうのはあっちの言葉じゃろのうんた。ミーがやるたらこれユーのかとか姉妹でやっちょります、いくらか気がのこっちょってじゃのう。」面白いでしょう? 私面白くて。ミーがやるっていうようなことひょっと出るのね。そういう言葉づかいの生活だったのねえ。このあたりにはやはり海に面したらしいところがあって、ハワイだの、アメリカだの、なかなか広闊なわけです。友ちゃんの弟はお父さんのところへ行っていて、これは I と me とを正しく使うために、今学校ですって。七年級にいるって、小学のね。写真みましたがいい子だわ、そしてその子に輝がよく似ていて、なるほどと感服いたします。

これを書き出したときは、明後日野原へもって行って、そこで書き足しておしまいにして封じようと思っていたのに縷々としてつきず、遂におきまりの頁の終りに来てしまいました。

達ちゃんには会えるか会えないか見当がつきません。或はもっと時が経ってから逢えるのかもしれない。