Classici giapponesi con furigana
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げんだいやくろんご
現代訳論語
下村 湖人
Leggi 現代訳論語 (げんだいやくろんご) di 下村 湖人 (しもむらこじん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 127.327 caratteri · 256 schermate
二三(一四二)
二四(一四三)
二三(一四二)
先師がいわれた。――
「觚には角があるものだが、この觚には角がない。角のない觚が觚だろうか。角のない觚が觚だろうか。」
○ 觚==かどのある酒盃。原文には「かど」の意味にも觚という字を用い、「觚、觚ならず」となつている。
○ 孔子はおそらく、その当時の觚の形がくずれて、かどがなくなつていたのを手にしながら、萬事が有名無実になつた世の中を、こういつて諷したのであろう。
二四(一四三)
宰我が先師にたずねた。――
「仁者は、もしも井戸の中に人がおちこんだといって、だまされたら、すぐ行ってとびこむものでしょうか。」
先師がこたえられた。――
「どうしてそんなことをしよう。君子はだまして井戸まで行かせることは出来る。しかし、おとし入れることは出来ない。人情に訴えて欺くことは出来ても、正しい判断力を失わせることは出来ないのだ。」
○ 宰我は「仁者」といい、孔子は「君子」といつているが、ここでは同じ意味である。ただ宰我は、仁者の情深さという点だけを頭に置いてたずねており、孔子はそのあらゆる面を頭において答えているのである。
二五(一四四)
先師がいわれた。――