후리가나로 읽는 일본 고전
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せかいのいっかんとしてのにほん
世界の一環としての日本
戸坂 潤
戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면
併し実際問題として見れば、日本の各種の封建主義運動は事実ファシズムと結び付いており、又ファシズム化しつつあり、又ファシズムの内容を形成しつつあるのである。処でファシズムという政治意識はその本元であるイタリア(ドイツの場合も之に入れる人があるが)に於て代表されている通り、ファッショ当人の考えでは一種の反資本主義運動(そして注意すべきは同時に又反コンミュニズム運動)であるにも拘らず、その実際上の推移の結果から云っても、又その紛れもない客観的な役割から判断しても、全く現代に於ける発達した資本主義のせっぱ詰った矛盾をそらせるための一つの血路なのであり、金融資本と産業大資本とを本物の社会主義からの攻撃から守るために考案された最後の堡塁の有力な一つなのである。ただ之が先進資本主義国ではまだあまり露骨な政治上の形として現われないのは、そういう国の資本主義の発達の経歴には、大して無理がなかったという理由もあるので、之に反して日本はこれら先進産業資本主義国の間に挾って遅れて発達しなければならなかったことにより、日本特有の封建的な残存条件を離れることの出来ぬ宿命にあるので、日本に独特な型の「ファシズム」