일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せかいのいっかんとしてのにほん

世界の一環としての日本

戸坂 潤

戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면

아오조라 문고

三 日本型ファシズムと文化人民戦線

何かの型のファシズムであるか、それとも何かの型の人民戦線とかいうものであるか。これは一般に就いての質問であるが、同じ質問を私は、現下の日本に就いても提出したいのである。

三 日本型ファシズムと文化人民戦線

河野密氏は『朝日新聞』に「眼で見た」人民戦線について書いた。主にフランス、それからイギリス、における人民戦線を眼で見たのである。この帰朝者談を私は色々の意味で面白く読むことが出来た。併し予め断わっておかねばならぬのは、河野氏が眼で見たのはフランスやイギリスの「人民戦線」であって、決して日本のそれではないということである。フランスやイギリスの人民戦線を眼で見るためには、勿論ヨーロッパまで出かけなければならぬ。ヨーロッパは勿論日本とは地球の反対側にあるから、どんな慧眼な目でも日本にいては眼で見ることは出来ぬ。そこで帰朝談となるのである。そして帰朝談というものは、多少抜けていればいる程参考になるものなのである。河野氏によると、アチラの人民戦線なるものは、その国々の特殊事情に基いているのである。ということは人民戦線が必要とされる国と、そうでない国とあるという意味ではない。