후리가나로 읽는 일본 고전
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せかいのいっかんとしてのにほん
世界の一環としての日本
戸坂 潤
戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면
13 自然科学者と生活意識
このことは兼常博士の「演奏家無用論」の正否に拘らず真理だろう。
(一九三四)
13 自然科学者と生活意識
現代における知能分子(インテリゲンチャ)にまず注目してみよう。ここで知能分子またはインテリゲンチャと呼ぶのは必ずしもブルジョアジーとプロレタリアートとの間の中間層に結び付いた特殊層全部を意味するのではない。こういう中間層に結び付いた特殊社会層としてのインテリゲンチャは、広く中等または高等普通教育を受けた分子又はそれ以上の常識所有者を包含するので、例えば一般のサラリーマン(中小官公吏・社員等)は当然これに這入る最も目立った要素であるが、今はもっと狭い、或いはもっと高級の、知能分子を考えているのである。
というのは所謂インテリゲンチャの内でも特に知能の訓練と蓄積とを生活手段としているものを指すので、一方では自然科学者や技術家、他方では各種のイデオローゲン(言論家)がこれに数えられる。
イデオローゲンとは社会科学者・哲学者・文学者・評論家・文士・ジャーナリスト・政論家などを含む一群の知能分子であり、自然科学者と技術家とはさし当り一つのものと考えて(その区別は別の機会に論じよう)、他群の知能分子をなしていると思われる。