일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せかいのいっかんとしてのにほん

世界の一環としての日本

戸坂 潤

戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면

아오조라 문고

それに又唯物弁証法は歴史の内には存在しても自然の内にはあり得ないというなら、それは一頃わが国で広く散在していた似而非マルクス主義者の代表的な迷信だ。

自然科学者の研究対象である自然、従ってその側にぞくする限りの技術家の対象は、社会と別だという点から、従って社会階級の対立関係から縁遠いという点から、自分の研究対象を相当充分にこなした自然科学者や技術家でも他の一般的な社会常識を欠く限り、研究方法をマルクス主義的・唯物論的・に用いるという見解に到着するには永い時間がかかるだろう。

併しそれだけではなく、既にいったように、自然科学や技術学の研究は、今日では個人的施設によるものは不可能になって、一定のインスティチュートを離れることが出来なくなったから、当然それぞれの社会における支配的な勢力の庇護の下にしか本当の研究は出来にくい。で、単に研究対象の性質から直接に制約されるばかりではなく、研究手段からの制約からいっても、自然科学者や技術家は唯物論的イデオロギーに対して自然と縁遠くなるのは尤もだろう。

彼等のイデオロギーを今日の多くのイデオローゲンが有っているような社会常識水準にまで高め又は変革するためには、だから、一方において彼等の研究方法そのものに直接唯物論的示唆を与えるばかりではなく、より手取り早くは、彼等の社会