후리가나로 읽는 일본 고전
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せかいのいっかんとしてのにほん
世界の一環としての日本
戸坂 潤
戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면
だからこの種の反動家によれば――例えば国本社の平沼騏一郎氏――ファシズム理論それ自身がファシズムではない、なぜならファシズムという範疇は欧州のものであって日本のものではないから。多分この点は、紀平正美博士なども賛成だろう。
欧州的範疇で物を云う反動家と、日本的範疇で物を云う反動家とを区別して見たが、哲学者は、哲学という言葉がギリシア語かドイツ語か又はフランス語かの訳であっただけに、どんなに日本的(乃至は一般に東洋的)範疇で物を云おうとしても、さすがに結局之を欧州的範疇に関係づけずにはいられない。
例えば京城帝大の白井成允教授の念仏趣味(『善の実現』という本が出ている)の如きは、東洋的範疇による宗教的意識を通っての反動形態にぞくするもので(この形態の反動は倫理主義的反動形態と結合して、かつてわが国に於ける多くの反動観念論哲学を統一した)、ここではさし当り間接的な場合に這入る。又前九州帝大教授、日本文化連盟の政治学者・藤沢親雄氏――之は頭脳明晰な藤沢利喜太郎博士の息だそうである――の「満州に王道大学を建設せよ」と云ったような科学(?)はフッセルルやハイデッガーが王道に就いての責任を負わされているだけに、お愛嬌であるが、もう少し正気な国粋哲学に眼を向けよう。