일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せかいのいっかんとしてのにほん

世界の一環としての日本

戸坂 潤

戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면

아오조라 문고

国粋哲学――之はわが国に於ける反動哲学の最も有力な一典型である――の一般的な特色は、国史上の範疇を欧州の哲学的範疇と結び付けることにある。之は、国史を哲学的に解釈することではない、国史上の範疇を哲学的範疇にまで拡大するか、又は遂に哲学的範疇を国史上の範疇に一致するまで変更することである。この意味で例えば学習院教授紀平正美博士はヘーゲルを古事記や日本書紀に結びつける。博士はその説に対する様々な質問をどれでも同じ一つの説明で受け留める技術を有っている人で、一寸封建的な剣客の概はあるが、その独り呑み込みな尊王哲学の質の悪い難解さが、恰もさる高貴な方の歎息によって報いられたとかいうのは、皮肉と云えば皮肉である。だが博士に就いては他の人が語るだろう。

紀平博士のスケールを小さくして奥行きを浅くしたものは鹿子木員信博士である。鹿子木博士は九州帝大の哲学教授としてよりも、老荘会や猶存社・愛国勤労党や帝大日の会・の幹部や顧問としての方が有名かも知れない。ギリシア語に通じている博士は、早くからプラトンの崇拝者として、「理想主義的悪戦」とかいうもので苦闘していたが、その多少哲学青年風な興奮の無内容を満たすものが必要でなければならなかった。