일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せかいのいっかんとしてのにほん

世界の一環としての日本

戸坂 潤

戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면

아오조라 문고

だが少なく共倫理学の教授にならねばならない氏は、その倫理学――之はハイデッガーの非常に器用な活用であって文理科大学あたりの道徳専攻の先生方の倫理学とは比較にならない――をこのモンスーン説に結びつける他はない。かくて出来た「国民道徳論」はそろそろ唯物史観に代用されそうである。尤もその「倫理学」(岩波講座『哲学』)が中々器用なものであるに反して、「国民道徳論」(岩波講座『教育科学』)の方は可なり苦しいアナロジーによるのでしかないが。

泥濘は回り道をしても矢張り泥濘へしか導かない。風土史観や国民性理論によっても、反動の終局的な結論への定石の手を脱することは出来ない。今日反動の結論は何等かのファシズムにしかない。果して氏は「大和魂」の哲学へ直行する。日本国民は本来日本国民らしい「国民精神」を持っているのだ。之は日清日露の両役で立派に発揮されたものだ。然るに今では欧州産の町人根性がこの特色を蔽い匿くして了っている。大和魂を資本主義によって歪曲されている、大和魂を資本主義的国難から救い出せだ。が、日本国民を救い出すものは、マルクス主義――之は本当は民族自決を結果する筈であるのだが――ではあり得ない。