일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せかいのいっかんとしてのにほん

世界の一環としての日本

戸坂 潤

戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면

아오조라 문고

続いてあげれば倫理学の教授となることに決心した和辻博士位いだろう。

だが之を文芸評論家乃至文芸研究家として見れば、門下的漱石文化のエージェントは、日本の文化の世界に、実に手広い地盤を有っている。両アベを始めとして、小宮豊隆・野上豊一郎・和辻哲郎・其の他の諸氏は、動かすことの出来ない勢力を占めている。又更に直接声咳に接しない半門下的漱石文化人としては谷川徹三・林達夫・本多顕彰・其の他の諸氏を数えることが出来る。どうもこう考えて来ると漱石文化圏の外にいる文化人は何か品が悪いような気さえする。それ程漱石文化は文化的紳士のスタンダードなのだ。

作家では勿論芥川竜之介が、代表者である。久米正雄氏は門下であるが今日ではもはや漱石文化の圏外にある。通俗小説を書くからである。松岡譲氏は門下で家系にさえぞくすると云っていいようだが、文化史上漱石物かどうか研究をまって決めるべきだ。現在の門下的漱石文化人の異色のあるのは、内田百間氏であろう。氏の随筆の隆盛は漱石文化の小スケールな示威運動だ。漱石門下で漱石文化の批判をやらねばならぬ位置におかれている変り種は左翼の作家評論家江口渙氏である。