후리가나로 읽는 일본 고전
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せかいのいっかんとしてのにほん
世界の一環としての日本
戸坂 潤
戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면
そしてその際、現在の日本で最も役に立つのは例えば人間中心主義としての人間学の類の哲学的立場だろう。――かくてヒューマニズムは今日往々にして人間学の変貌としての実質を受け取る(例、三木清氏)。そして人間学が唯物論の代用物であり、マルクス主義に代わるべきものであるとか、人間学が唯物論の哲学的基礎であるとか、考えたくなる処から、今やヒューマニズムは唯物論に代わる新思想・新原理であるとか(例、藤原定氏の類)、ヒューマニズムによって初めて唯物論も成立し得るのだとか、ということにもなる。こういう哲学体系としての「ヒューマニズム」は現在の日本では一つの暗黙の想定にさえなっているようだ(F・C・S・シラーの「ヒューマニズム」は、ヒューマニズムという言葉の人間中心主義的・相対主義的・尚且つ反インテレクチュアリズム的・ニュアンスを最も露骨に告白している。彼は自分のプラグマティズムを「ヒューマニズム」にまで一般化し、之をソフィストのプロタゴラス――人間は万物の尺度――にまで溯らせる。今問題にしている「ヒューマニズム」の薄弱さを誇張したカリケチュアをここに見ることが出来るだろう。