일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せかいのいっかんとしてのにほん

世界の一環としての日本

戸坂 潤

戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면

아오조라 문고

宗教復興は一時思想善導戦線の何より有力な武器と考えられたが、最近は多少頽勢に向かって来た。友松円諦師の論文剽窃問題は初め教学新聞で暴露されたが、それが『東朝』紙上に現われることによって一遍に普及して了った。友松師はカブトを脱いだり嘯いたり、被害者大島長三郎氏を七百円で買収したり(?)(但しこの点大島氏の代理者からの抗義が私の手許に来ている)、問題の論文を岩波講座から削除されたりしたが、そういうことがなくても、真理運動は内部的な崩壊に臨んでいたのであり、この種の事情は又其の他の新興宗教に於ても今日珍しくはないのである。――同様世間を驚かせたのは、朝日融渓師の吉田絃二郎随筆剽窃問題だったが、聞く処によると師は吉田絃二郎のファナティックな崇拝者で、自分と吉田絃二郎との区別が判らなくなる程、思想も文章も吉田張りになった結果だというのだから、之は寧ろ信仰的センティメンタリズムに関する一つの美談に数えていいかも知れぬ。

だが本式の為政者の企図する処の善導的感激は、決してそんなセンティメンタルなものではない。政府は一九三五年七月著作権審査会官制の実施の旨を公布した。