후리가나로 읽는 일본 고전
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せかいのいっかんとしてのにほん
世界の一環としての日本
戸坂 潤
戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면
反動が革新的だということになったり、進歩が現状維持だということになったりする。
文化と進歩の観念のない処に、ヒューマニティーの観念もあり得ない。日本に於けるヒューマニティーはアナロジーでさえないのであって、元来ヒューマニティーというものがなかったのだ。もし今日の日本のヒューマニズムというものが、こうしたヒューマニティーの観念の提起を意味するなら、それは全く意味の深いことと云わねばならぬ。と共に、こうしたヒューマニティーの新発見が今時必要とされるのも、進歩と文化と、批判と思想と、そして世論と民衆故にである、ということを忘れてはなるまい。つまり文武官僚の所謂独善主義と呼ばれる一連の規定に対立するものとして、初めてヒューマニティーの社会的意義が存すると云ってもいい位いなのだ。
さて日本に於ける民衆の自主性の欠如、之は日本に於ける文化統制に対して、特別に有利な条件を提供する。ナチスの宣伝相ゲッベルスは、文芸のユダヤ的な自由批評を禁じて、ナチス的な公認批評の制度を敷いたが、日独防共協定が日本の毛筆で署名された歴史的事件(※(疑問符感嘆符、1-8-77))の二日後でもあるので、日本の民衆を少しばかり刺激した。