후리가나로 읽는 일본 고전
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せかいのいっかんとしてのにほん
世界の一環としての日本
戸坂 潤
戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면
27 言論の自由と統制
以上私は『朝日新聞』について書いたが、それは新聞代表としての『朝日』について書いたことだ。だから要するに以上一切のことは多かれ少なかれ、一切の現下の新聞紙に適用するものに他ならないのである。
(一九三六)
27 言論の自由と統制
言論というものは要するにイデオロギー活動に帰着する。吾々は今日の社会でイデオローグと呼んでいいような一群の人々を持っているが、今云ったような意味で之を言論家と呼んでいいだろう。例えば文士や評論家や政治家や又一種の学者など、対社会的な文筆演説の活動で生活している種類の人間が夫である。こうした言論家や、又新聞雑誌等の言論機関は何等かの意味での、又は何等かの範囲での、諸社会のイデオロギーをみずから代表して言論をなすのである。
この際、その文筆出版活動なり演説活動なりがその背景になっている夫々の何かの社会集団の命令に基いているにも拘らず、矢張りその言論家乃至言論機関自身の独自な独創的な対社会的な意志から発動したという条件がなければ、そうした活動も少なくとも言論の名には値いしないのであって、例えば他人からディクテートされた書き取りなどは、自分自身の対社会的意志の発動とは無関係だから、言論ではないということになる。