후리가나로 읽는 일본 고전
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ぶっきょうじんせいとくほん
仏教人生読本
岡本 かの子
岡本 かの子의 仏教人生読本(ぶっきょうじんせいとくほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 124,886자 · 246화면
第四五課 賞める・叱る
無邪気なばかりが尊いとは言えません。素直だから、善良だからと言って、幅も高さも重味もない性格では、本当の人間の味も価値もありません。
第四五課 賞める・叱る
他に対し、賞めるべきか叱るべきかは、その相手により、場合により、事情により決定されるものであります。
この賞める方を仏教では摂受門と言って、養い育てる方法です。例えば朝寝坊の青年に向っても、無暗と朝寝を叱らずに、
「随分よく睡眠を取ったね。感心感心。これでは今日の昼は、さぞ勉強が出来るでしょう」
そう言って、勉強に精出させるのです。しかし、こう言われてますます朝寝を増長させなお勉強もしないようでは、その青年にこの摂受門は適当しません。叱った方がよいのです。
叱る方は仏教で折伏門と言って、悪いところを除き捨てる方法です。朝起きの青年に向っても、その朝起きを賞めないで、
「朝起きしたって、ただぶらぶらしていたのでは何にもならない。まだ寝ていた方が邪魔でないだけましだ」
などとひどく言いまして、青年を発奮させなお一層働き出させるように導くのです。こう言われてすっかり意気銷沈してしまったり、却ってひねくれて、仕事を始めぬのみか、再び寝床へもぐるような者に対してはこの折伏門は害があります。