후리가나로 읽는 일본 고전
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ぶっきょうじんせいとくほん
仏教人生読本
岡本 かの子
岡本 かの子의 仏教人生読本(ぶっきょうじんせいとくほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 124,886자 · 246화면
第七五課 日本の仏教
鎌倉時代の親鸞聖人は聖徳奉讃の和讃を作って歎慕の意を表せられております。
聖徳太子さまの大乗仏教的聖旨は、日本の国民性とともに万代不易に継ぎ伝わり、渇仰は永遠に尽きせぬものであります。
第七五課 日本の仏教
印度が仏教の原料産出地とすれば、支那は加工、輸出地であります。そして日本は輸入消費地であります。しかし、ただの輸入消費ではありません。輸入するにも、国土民情に適したものを篩い選り、そしてさらにこれを民族精神で精製し直し、全く日本的の仏教にして消費し来ったのであります。故に日本の仏教は、印度の仏教とは大変な相違があり、支那の仏教ともよほど異なっております。
日本へ輸入した仏教は大乗仏教ばかりであります。奈良朝以前には少しは小乗仏教も入ったようでありますが、土地に適さない種子の萎びてしまうように、積極的、進取的な日本民族の間には、その小乗仏教はたちまちにして萎びてしまいました。平安朝以後は堂々たる大乗仏教の天下であります。この大乗仏教のみ日本に根付いたという理由は、大乗仏教の現実理想化の思想、無私と慈悲を説く思想、個人主義を排斥して社会生活、国家生活に重きを置く思想、光明的進取的の思想等、ことごとく日本の民族精神に共鳴せられるところのものであるからであります。