후리가나로 읽는 일본 고전
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ぶっきょうじんせいとくほん
仏教人生読本
岡本 かの子
岡本 かの子의 仏教人生読本(ぶっきょうじんせいとくほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 124,886자 · 246화면
第六〇課 信仰
一
当るのも、外れるのもあった中に、この占いの指図で結婚した新婚、再婚の夫婦が三組ほどあったそうです。ところがそのうち石像の台下で鳴声がするというので、村の青年達が掘り返してみると田鼠が沢山仔を産んでいました。これを聞いて結婚した夫婦たちはどんな顔をしたでしょう。鼠の媒酌で結婚したなんて、世間の笑い草です。この例などは、間違えた信仰です。
第六〇課 信仰
一
天地の間に漫々と湛えている大生命の海。いつの原始から湛え始め、いつの未来まで湛え続くとも判らぬ海。涯しも知らぬ海。あらゆるものを育みそだて、あらゆるものを生きて働かせ、あらゆるものを葬り呑んで行く海。その中のこまかい組立てを見ますと、山あり川あり、月あり星あり。国の興亡、民族の盛衰。右や左の運動もその中で行われれば、恋愛、結婚、出産、老衰の人生の過程も繰り返される。飛行機も飛べば、潜水艇も潜航している。万朶の花、菩提樹の落葉、いななく馬あれば、眠る猫あり。いちいち書き尽すに暇がありません。そして私たちもその中に生きている。大生命の海の中に游ぐ小生命の魚のように。
これらの組立ては、いちいちに様が変り、時を経るに従って事情を違えては行くものの、その様の変りよう、事情の違いようが複雑変幻きわまりない中に、およそ一貫した根本の性質があるというのであります。