후리가나로 읽는 일본 고전
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ぶっきょうじんせいとくほん
仏教人生読本
岡本 かの子
岡本 かの子의 仏教人生読本(ぶっきょうじんせいとくほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 124,886자 · 246화면
智慧の横綱文殊と体験の横綱維摩との立合い問答、これこそ見もの聞きものだというので十大弟子はじめ大勢、文殊について行きます。ここのところを天女散華という題で歌劇化して支那の名優梅蘭芳が得意の演じものにしています。とても美しいものです。仏教もなるだけ、本来の持つところの活々と輝かしいものを取り戻し、感覚にも快いものにしたいものです。
文殊と維摩と会いまして病気見舞に事寄せいろいろ人世に対する考え方、生活態度についての問答があります。維摩の説は要するに、この現実に生きている以上、広い包容力と強い浄化の力をもって、あらゆる価値を活して行く積極的の態度でなくては人間として役に立たない。誘惑が来たら誘惑に立向って行くだけの力を備えてはじめて現実の理想化が行える。堕落が来たら堕落のまっ只中に割って入り堕落を怖れぬ勇気あってはじめて現実の理想化が行える。誘惑に脅え、堕落に尻込みして、こそこそ逃げ廻って蔭で排斥の口叱言をいってるようでは真に人世に忠実なるものとはいえない。つまらない小善主義を叱って大善主義を高唱するのであります。もちろん、そのためには強烈無比、高潔至極の大生命の光照を享け、その自由暢達な働きによって自己の全能率を総動員して行くのでありますが、この妙用はまた自己一心の性能にも備わっているのであります。