일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぶっきょうじんせいとくほん

仏教人生読本

岡本 かの子

岡本 かの子의 仏教人生読本(ぶっきょうじんせいとくほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 124,886자 · 246화면

아오조라 문고

二

「腹は落ち付き、胸は騒ぎ、頭は重きのみ」。

ついに見出し得ない自己の代りにそこへ大きな虚無がくちを開けた。しかし、力を落してはいけない。暫時その寂漠に堪える人には忽然と湧く一念があって、その虚無のくちをふさいでくれるでしょう。この一念は自己の片割れである。この一念をまず捉えよ。そしてそれに合する外界の念を呼ぶべし――つまり南無と唱えて仏への祈願をこめるのである。この時唱える「南無」(「南無阿弥陀仏」を現代語にいい換えれば「光明と叡知よ、今、我に来れ」)は、この時に適した行進曲ともいい換えられます。ここの仏をいい換えれば、本当にこの自分を形作り、この世に出した宇宙の根本生命の当体だというのであります。

自分の内部に起った懸命に自己を尋ねる一念と、その一念が呼んだ外部の念が祈願に依って合するところに真の自己は生れる。その自己がその刹那において直覚したものこそ、真に自己の声、自己を証明する声、真の自己が自己に呼び掛ける声、教える声――しっかりその声を聴取なさい。雑念の蔭にその声を逃してはなりません。

二

人、ひとたび自己の信念のもとに、自分の職業なり技術なり芸術なり商業なり農業なり、ともかくおのが志すところを極めたら必ず低迷躊躇しないことです。