후리가나로 읽는 일본 고전
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けんきょうじゅなん
剣侠受難
国枝 史郎
国枝 史郎의 剣侠受難(けんきょうじゅなん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 195,479자 · 394화면
「先夜拙者手ずから捕え、通りかかりの同心衆へ、お渡しいたした白衣の修験者、島原城之介と申す者に、特別をもってこっそりと、牢前にても結構でござれば、おあわせくださることなりますまいかな?」
それに対する勘十郎の言葉は、まことに不思議なものであった。
「何を袴氏仰せられる。修験者とか島原城之介とか、さような囚人はおりませぬよ。貴殿捕えたと仰せられるが、ではその後町奉行所より、ひきあわせ人として呼ばれましたかな? 事実同心に渡されたとなら、それに相違ござるまい。がおそらくその同心は、凶徒の一味、にせ同心でござろう」
びっくりしたのは広太郎で、途方にくれざるを得なかった。思い余って市中をさまよい、車坂まで来た時である。よいやみの中からものの怪のように、例の傀儡師が現われた。
「浅草へおいでなさりませ。象潟町の南蛮屋、そこにいるイスラエルのお町様。その方におたのみなさりませ」こういうとフッと消えてしまった。
で、訪ねて来たのである。
「あの傀儡師何者だろう? まるで運命の神様のようだ。吉凶共に先ぶれをする。イスラエルのお町とは何者だろう? 善か悪か不安だなあ。逢えばわかる逢えばわかる。