일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

けんきょうじゅなん

剣侠受難

国枝 史郎

国枝 史郎의 剣侠受難(けんきょうじゅなん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 195,479자 · 394화면

아오조라 문고

奥の声

と、文三ピッタリと身体を塀へくッつけた。

「どこかに節穴でもあるまいか。のぞいて見てえ、のぞいてみてえ」こんなことをつぶやいている。指でさぐっても節穴はない。板と板との合わせ目もない。だが容易にあきらめない。塀に添いながらノロノロと、先へ先へと歩いて行く。まがり角まで来た時である。月光に浮かんで一条のとり縄、弓形をなして飛んで来たが、キリキリキリ、首を巻いた。気が遠くなってぶったおれる。と現われたのは早引の忠三、縄を解くと脈を見た。

「殺してしまっては都合が悪い。気絶ぐらいが格好だ」ズルズルと木蔭へ引っ張り込んだ。「いったいどなたのお屋敷だろう! 大々名の下屋敷、といったような伽藍だなあ。とにかく様子を探ってみよう」庭内の立ち木へ縄を投げた。それが巻きついてピンと張る。そいつをたぐると足で塀、踏まえてツルツルとよじのぼった。

奥の声

塀へよじ登った早引忠三、足をちぢめると飛びおりた。さても広大な裏庭である。立ち木が多いので先が見えない。地をはいながら進んで行く。と一むらの竹林があった。月光を受けて光っている。そこを廻ると草ぶきの亭、だが人はいないらしい。