일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠5

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠5(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 262,120자 · 516화면

아오조라 문고

十一

十一

両国橋を渡りきった米友は、回向院に突き当って右へ廻って竪川通りへ出ました。それからいくらもない相生町の河岸を二丁目の所、例の箱惣の家の前まで来て見ると、どうやらその頃とは様子が変っているようであります。

あの時は祟りがあるの、お化けが出るのと言って誰も住人の無かったものが、今は立派に人が住んでいるらしくあります。それも商人向きの造作が直されて、誰か然るべき身分の者の別邸かなにかのような住居になっていました。そのほかには、あんまり変ったこともないから米友は、その家の前を素通りをして行ってしまおうとすると、

「あ、おじさんが来たよ、槍の上手なおじさんが来たよ」

バラバラと米友の周囲に集って来たのは、河岸に遊んでいた子供連であります。これは米友がここに留守居をしていた時分の馴染の子供連であります。留守番をしている時分には、米友の周囲がこれらの子供連の倶楽部になったものであります。子供連は思いがけなくも米友の姿をここに見出したものだから、ワイワイと集まって来て、

「おじさん、槍の上手なおじさん、どこへ行ったの」

「うむ、俺らは旅をして来たんだ」

「ずいぶん長かったね、ナゼもっと早く帰らなかったの」