일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠5

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠5(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 262,120자 · 516화면

아오조라 문고

五

この二人が徳川へ加担したからと言って、長州へ味方をしたからと言って、天下の大勢にはいくらの影響もあるものでないことは、二人ともよく知っているはずであります。二人もまた、決して尊王愛国のために京都へ面を出したのではありますまい。思うに、甲州から関東へかけては二人の世界がようやく狭くなってくるし、ちょうど幸いに、公方様は上方へおいでになっているし、江戸はお留守で上方が本場のような時勢になっているから、一番、こっちで、またいたずらを始めようという出来心に過ぎますまい。

「兄貴、上方には美い女がいるなあ、随分美い女がいるけれど、歯ごたえのある女はいねえようだ、口へ入れると溶けそうな女ばかりで、食って旨そうな奴は見当らねえや」

まだ宿へ着かない先に、町の中でがんりきがこんなことを言いながら、町を通る京女の姿を見廻しました。

「この野郎、よくよく食意地が張っていやがる」

七兵衛は、こう言って苦笑いをしました。

五

この二人が京都へ入り込んだのと前後して、甲州から江戸へ下るらしい宇津木兵馬の旅装を見ることになりました。

恵林寺へも暇乞いをして、勝沼の富永屋へ着いた兵馬は、別に一人の伴をつれていました。