일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠5

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠5(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 262,120자 · 516화면

아오조라 문고

八

なにゆえに左様に事を急に立去らねばならなくなったのか、推察するに苦しみました。或いはその企てている洋行の機が迫ったために、こうして急に立去ったものかとも思われるが、どうも文面によるとそればかりではないらしく思われる。

その日のうちに、宇津木兵馬もお君を連れて、扇屋を引払ってしまいました。

八

甲府の躑躅ヶ崎の、神尾主膳の別邸の広い庭の中に盤屈している馬場の松の根方に、もう幾日というもの、鉄の鎖で二重にも三重にも結びつけられている一頭の猛犬がありました。

これは間の山のお君にとっては、唯一無二の愛犬であったムク犬であります。影の形に添うように、お君の後ろにもムク犬がなければならなかったのに、それが向岳寺の尼寺から、滝の川の扇屋に至るまで、あとを追った形跡の無いということは寧ろ不思議であります。

ムク犬を捕えて離さないのは、この馬場の松の老木と、それに絡まる二重三重の鉄の鎖でありました。

松の樹の下に繋がれているムク犬には、誰も食物を与えるものがないらしくあります。

それ故に、さしもの猛犬が、いたく衰えて見えます。真黒い毛が縮れて、骨が立っています。前足を組んで、首を俛れて沈黙しています。