후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠5
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠5(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 262,120자 · 516화면
ませんよ。酒飲みがみんな親不孝と限ったわけじゃございませんが、餅の方が向きがようございます。その碓氷の貞光て人は餅が好きで、自分で搗いては自分でも食い、お袋様にもすすめてね、自分はその餅を食いながら、あの美平の屋敷から信州のお諏訪様まで日参りをしたというんですから、足の方もかなり達者でした。私共も足の方にかけちゃずいぶん後れを取らねえつもりだが、ここから信州の諏訪へ日参りと来ちゃ怖れ入りますね。そんなわけで、これがこの土地の名物、碓氷の貞光の力餅ということになっているんでございます」
がんりきの百蔵は、無駄話を加えて力餅の説明をしながら、しきりにそれを焼いては例の片手を上手に扱って二人にすすめると、それをうまそうに食べてしまった南条は、
「がんりき、時間はどんなものだな」
「そうでござんすね、もうかれこれいい時分でございましょう」
三人が同時に頭をめぐらして西の方をながめました。この時分、最夜中は過ぎて峠の宿で、たったいま鳴いたのが一番鶏であるらしい。
「いったい、横川の関所は何時に開くのじゃ」
五十嵐が言いますと、
「やっぱり、明けの六つに開いて、暮の六つに締まるんでございます」