후리가나로 읽는 일본 고전
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しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
吉川 英治의 新・水滸伝(しん・すいこでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 684,899자 · 1374화면
「大丈夫だとも。郭北の倉庫十八棟のうちの三番蔵に一人一人檻車に入れて押し籠めてある。何しろ戦騒ぎで手が廻らんでな。しかし、なるほど奴らを都へ送るにも、見ばえをよくしておく必要はあった。あしたからは肉もたっぷり食わせておこう」
このあと数日は、梁山泊軍の襲来もなかった。
そのあいだに、孫立一味は城郭中の通路、隠し道、奥との連絡、すべての探りを遂げていた。※大虫のおばさん、孫立の妻も、ひそと心得顔である。楽和はまた、人目を忍んで、折々城壁の堤から濠の彼方へむかって、のん気な指笛を吹いて逍遥していた。が、これが決して暢気な遊びでないことはいうまでもない。
ついに来る日が来た。
宋江はこの日、いつもと攻め手をかえて、全体を四軍にわけ、城の四面から迫って来た。そのうえ四隊個々の上に中軍旗をひるがえし、さかんに陣鼓喊声をあげさせ、どの隊も宋江がいる本陣かの如くに見せかけていた。
しかし、梁山泊方にそんな大兵はあるはずもないから、これは宋江が土地の農民や雑夫を狩り集めて兵鼓を振るわせた擬勢であったに相違ない。けれど城中の驚きは一ト通りでなく、
「すわ。寄手は梁山泊から援軍をよんで、いちかばちかの総攻撃をしかけて来たとみえるぞ。