후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しゅんでい
春泥・三の酉
久保田 万太郎
久保田 万太郎의 春泥・三の酉(しゅんでい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 86,075자 · 173화면
四
――汐さきをみてなんてことでなしにズバリとそうあたまから若宮一座というものを押し立てゝしまおうとかゝっているんだ。――そうしてそれがポンと一つ図にあたったら、それをふみ台に、一気に今度は東京の興行界へ乗出そうという肚にたくみのこんたんなんだ。」
「どうして分る?」
「お前のようなふところ育ちじゃァねえ。」
「そんな、また……」
四
……そのあと、小倉は、その楽天坊主というものゝそも/\田舎廻りの旧役者だったこと、だが機をみるに敏なかれは「書生芝居」が流行るとみると書生役者、「活動写真」が流行るとみると弁士、「喜劇」が流行り出すとみると喜劇役者、転々としてつねにその所在を変えて来ていること、体は小さいが望みは大きく、一生旅廻りで朽ちる料簡のなかったことは早くから浅草という土地に目をつけ、そこがまだ「奥山」だの「六区」だのと安く扱われ、玉乗だの、娘手踊だの、改良剣舞だの、かっぽれだのゝ見世物の軒を並べていた時代、勇敢にかれはその渦中に飛込んで、「楽天団」という看板を上げたこと。――はじめはだれからも相手にされず、幾度そこにいたゝまれない羽目になったか知れなかったものゝ、強情にもちこたえ、だん/\客を呼ぶようになり、十年後には「浅草」