후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しゅんでい
春泥・三の酉
久保田 万太郎
久保田 万太郎의 春泥・三の酉(しゅんでい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 86,075자 · 173화면
六
が、一トたび由良の人気をえたあとはその全盛に拮抗するくらい何のわけもないことだった。間もなく、由良は、日本橋中洲の芝居の太夫元と結んでそこを自分の定小屋にした。――そのときには、座員でも、人数からいって旗挙のときの三四倍になっていたばかりでなく、筑紫だの、志摩だの、白川だのという一流どこの巧い役者、綺麗な役者、達者なしっかりした役者が由良をたすけて側にいた。それには当初からの座員でも、ネツい、やかましい師匠のしつけの下に見違えるほどみんな上手になっていた。そうして大部屋のものでもみんな素直で熱心だった。――それよりも一番強いことは舞台に美しい統一のあることだった……
六
かれが外の二人と一しょに由良の「三羽烏」と呼ばれだしたのもそのころだった。――外の二人とは、一人は「敵役」で売った菱川、一人はかれと同じ三枚目。……といっても、かれにくらべれば芸の幅がやゝ広く、ときには実体な爺さん役なんぞも器用にこなす鷲尾だった。ともに横浜以来の、古い、生抜きの座員だったには違いないが、菱川だけは、そのまえ倭の一座にいて身分でも由良とそれほど違わなかった。平の座員としてカナリ重用されていた。