후리가나로 읽는 일본 고전
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しゅんでい
春泥・三の酉
久保田 万太郎
久保田 万太郎의 春泥・三の酉(しゅんでい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 86,075자 · 173화면
での押しもおされもしない人気ものになり了せたこと。――主としてしかもその成功がかれの興行師的の手腕(それは嘗て倭のもっていたような)によってゞあったこと。……そうしたことを事細かに話して聞かせた。――田代は黙ってそれを聞いていた。
が、田代は、その話のあいだにこと/″\くしおれ返ってしまった。「うたむら」の主人を相手に饒舌っていたはじめの元気は跡方なく消え去ってしまった。――ということは、一トくぎりの話のついたとき、ちょうどになった銚子の代りをいいつけるせいもなく、飲みあましの冷え切った猪口をながめたまゝぼんやり腕を組んでしまった。――勿論酔いは疾うのむかしさめていた。
で、勘定をして「菊の家」を出ると、無理に小倉を、わずかな間につもった雪の中を松葉町の三浦のうちへつれて行った。が、三浦はいなかった。先刻一度かえって来たがすぐまた出かけたということだった。どこへ行った、どっちのほうへ行った、何とかいって行かなかったかと、しつッこく田代は、むかし千住で何年とかお職を張り通したという耳の遠い留守居のばァさんをつかまえて(というのは三浦は独身ものだった)根ほり葉ほり訊いたが分らなかった。