일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しゅんでい

春泥・三の酉

久保田 万太郎

久保田 万太郎의 春泥・三の酉(しゅんでい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 86,075자 · 173화면

아오조라 문고

タテ師として、三枚目として、愛嬌ものとして、古参として、世話焼として、三羽烏の一人として、飲んだくれとして、たゞそれだけの存在として、由良一座の、いよ/\以てむかしとはかわって来た大ぜいの座員のなかにかれは残された。――残念ながら、かれの名声は、とめどなく伸びて行く由良の、由良一座のそれに決して伴って行かなかった。

……とめどなく伸びたといって、また、由良の、由良一座のその名声は、その二十年の間に、到頭また「中洲」から東京の真ん中にその一座を乗出させ、歌舞伎座だの新富座だの、そのころあった東京座だの、そうした大きなところを隈なく打たせ、それこそ満都の人気を一身にあつめさせた。――日露戦争のあとで、世間の景気もいわれなく上ずッていたが、一つには倭が、その興行師としての手腕をあまりにふるいすぎたあげく失脚したのと、一つには、団十郎菊五郎死後の、無残に中心をうしなった歌舞伎の世界のいたずらに混沌をきわめていたのとが由良にとってもっけの幸いになったには違いないものゝ、なおそこに、由良のその生れだちからの嫌味のない、ネツい、慮りの深い芸の力と、その一座のまえにいったその舞台の上の美しい統一とが、いまゝで嫌いでそうした「書生芝居」