일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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やぎゅうつきかげしょう

柳生月影抄 名作短編集(二)

吉川 英治

吉川 英治의 柳生月影抄 名作短編集(二)(やぎゅうつきかげしょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 173,309자 · 352화면

아오조라 문고

鳥甲斐外記だの、岩佐壱岐だのという重臣たちも、度々、浪宅へ遊びにみえた。元より遊びは表面で、雑談の末には必ず、

「義景公に仕えるお心はないか。禄はどのようにも、われらから、お望みのほどを、口添え申すが」

などといわれた。

最初は、断っておられたが、懇請もだし難く、光秀様も遂に廬を出で、朝倉家に随身なさる事になった。

御主人の出世につれて、わしも一乗谷の御城下へ移ってからは、侍らしい侍になった。労苦を共にした効いあって、

「孫平治。多年貧乏苦労をさせたが、これからは、そちにも一かどの供や馬ぐらいは持たせてやるぞ。――だが、人いちばい無学の其方、よほど修養を心がけぬと、主人のわしが立身してゆく後に従いて参れぬぞ。追いついて来い。懸命に勉強して」

と、よくおっしゃった。

だが、わしにはとても、御主人の真似はできなかった。

朝倉家へ随身されてからでも、御主人の勉強ぶりといったら生やさしいものではなかった。一、二年のうちに、書物はお部屋を埋め、新しい武器――わけて鉄砲に関して、その製造法から撃ち方、火薬についてまで、どんな学者も兵法家も及ばないほど研究なされた。