후리가나로 읽는 일본 고전
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やぎゅうつきかげしょう
柳生月影抄 名作短編集(二)
吉川 英治
吉川 英治의 柳生月影抄 名作短編集(二)(やぎゅうつきかげしょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 173,309자 · 352화면
末期百態
一
「そうかなあ」
と、屈してしまった。
英、露、仏など、各国の黒船に、日本が好餌として沿海を窺われている事実や、それを攘てという朝廷の攘夷派と、幕府の開港策とが、対立してる事や、志士、各藩の動向――水戸学の運動化――それから、支那の阿片戦争と日本の場合との比較までを――約二刻も、彦太は、要助から、たてつづけに聞かされて、頭へ詰めきれない程、充血を持って、外へ出た。
「――そうかなあ」
彼は、漠と、感動し、漠として、百姓以外の天地と生存を考え、青梨村の家へ、帰るまでに、
「自分が生きるにも、人を生かすにも、百姓では駄目だ」
と、己れへ結論を与えた。
そして、馬も鶏も、生きるにたえないような痩地を見わたして、
「要助は、台所喧嘩じゃといいよった。それも、そうかな。領主も食えんので、百姓を食う。海から、外夷が日本を食おうとするなら、大砲もなけれゃなるまい。――飢えて死ぬより、一揆なら、一揆で首をチョン斬られるより、外夷と戦って死ぬ方がましだぞ。第一、男らしい。第二には、家名も挙る」と、呟いた。
末期百態
一
「犬も飯を食うだろうに、江戸って所は、何処を曲がっても、野良犬が多いなあ。