일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

入院しておれば会いたくない人間には会わずにすむ。この五月のときは、小金ヶ原開墾地の紛擾事件で農民諸君がボロをまとい蒼い顔して病院へ訴えに来た。こういう人たちにはよろこんで会う。開墾すれば土地はお前らにやるからといって、明治初年から開墾させたものを、全部とりあげてある会社へくれてしまった。話を聞くと実に気の毒で黙ってはおれないから、議会にでて例の北海道炭鉱鉄道の件とともにこれを質問した」

「こんどの広島の議会ではなにか……」

「いやいや」と頭をふって、正造は一通り広島の模様を語りきかせ「そんな工合で、国力を養う点からいっても、一日もすておけぬ問題だが、鉱毒事件すら触れる余裕がなかった。解散につぐ解散、そうしてこの戦争だ。鉱毒被害地の人々にとって実は大不幸だが、やむをえない」

正造が沈痛に言葉をきると、定助はこころを探るような眼付で、

「伯父さんも、しばらく鉱毒事件からは手を引かれた方がいいと思いますが」

「馬鹿野郎、誰が手を引くものか」正造は怒気を帯びて大声でどなったが、「今は銅山党の術中に陥って示談契約しているために声を出し得ないでいるのだ」

「示談の成った地方じゃ、村長だとか総代だとかが、仲裁会の委員に感謝まで送ったというじゃありませんか。