후리가나로 읽는 일본 고전
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わたらせがわ
渡良瀬川
大鹿 卓
大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면
第五章
歳費が二千円に騰るそうだ。これで借金も返済して責任が脱れられる。つまり、そう期待していた者が、思いがけなく正造に辞退されてしまって、失望の余り反感を抱いているというのであった。
第五章
鉱毒事件は、何等の解決も見ずにこの年もまた暮れようとして、彼等被害民の窮迫は寒気とともにいよいよ深刻になった。どこの家にも正月の準備などありようがない。なんの希望もなく、来る日来る日を、ただ悲歎のうちに送るばかりである。
だが、雲龍寺の事務所を中心にして動いてきた二十九年来の運動によって、困難に錬えられた青年たちの数は、ようやく部落々々にゆきわたっていた。彼等はただ非運に悲しんでばかりはいなかった。救済の手は差しのべられなくとも、自分たちでなんとか打開せねばならぬ、という気力だけは失わなかった。それにつけても、被害民の行動を統一しいよいよ団結を堅くする必要があった。十月二十一日の雲龍寺の会議で鉱毒議会というものを組織しようという議の起ったのも、その結果である。十二月二十二日になって、鉱毒議会規約草案が芝口及び雲龍寺の両事務所の名で、村々へ配布された。
「被害地人民にして、明治出生のものを以て議員とす」