후리가나로 읽는 일본 고전
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わたらせがわ
渡良瀬川
大鹿 卓
大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면
第二章
荒井さんのような頭の古くない老人も結構だが……」
与八が思わず傍を窺うと、荒井がにやりと薄笑いをもらしていた。正造はどこまでも真面目な態度で語りつづけた。
「やっぱり青年には青年の意気がある。これから一つ両沿岸の村々に演説会を開いて、大いに警告を与えることが必要だ。みんな未だ眠っているのだが、警告を与えれば青年のうちから必ず起つ者が出てくる」
荒川も傍から、その言葉の後について、「これからは何でも青年の時代だ。大いにひとつやってくれたまえ」
そういわれると、永島にも沿岸のどこかに、実際に自分の同志たちが隠れているように思われて来た。村々を歩いて一人々々説いて廻る自分の姿、堅く手を握ってくれる人々の姿までが想像された。
やがて二台の俥が来て、田中と荒川はそれに乗って館林街道を西の方向へ立ち去った。永島は道傍に立って、砂埃をあげてゆく俥の影をいつまでも見送った。それから、自分の話をきいて微かにニタリと会心の笑を洩らす父の顔を思い浮べながら、家の方へ急ぎだした。
第二章
西岡の南光院で鉱毒演説会があってから数日後のことである。与八は隣村大島村の小山孝八郎の邸を訪れた。