후리가나로 읽는 일본 고전
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わたらせがわ
渡良瀬川
大鹿 卓
大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면
第七章
けれどもこの問題については田中からも屡※(二の字点、1-2-22)きいているし、農商務大臣として執るべき処置はつくす考えである。いましばらくお待ち願いたい」
一同は更に交※(二の字点、1-2-22)発言し、また大隈の長広舌をきかされて数刻ののち引き退った。
第七章
三月三十日の午後五時から、美土代町の基督教青年会館で鉱毒演説会が開かれた。協同親和会一派の第三回目の演説会である。その日は朝から小糠雨が降りしきっていたが、聴衆は泥濘を踏んでつめかけた。弁士はそれぞれに聴衆の心奥を揺りつつ、最後に谷干城が壇上に立った。
正造は津田と共に聴衆のまばらなうす暗い二階へ来て傍聴していた。谷は、過日みずから踏査してききしにまさる惨状をはじめて知り、断腸の思いをしたといった。今にして、田中正造の言を針小棒大の空言として顧なかった不明を恥じるともいった。訥々として肺腑よりでる言葉は聴くものの心に惻々とひびいた。
「世間では田中正造君を山師といい狂人と呼ぶ者もあるが、田中君こそ真に社会を救う神であると思う」
それをきくと津田の胸には、谷を案内した彼の日の感動がまざまざと蘇った。