일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

正造の至誠がようやく通じたと思うと、わがことのように感激がこみあげてきた。

砂原と化した堤外地には、万を数える被害民が雲集していたが、一行の姿を堤上に認め俄かにざわめきだした。隣りの袖を引くもの、砂から腰をあげるもの、頬被りをとるもの蓑笠をぬぐものなど動揺は次から次へとひろがった。谷はしばらくその様子を見まもっていたが、促されるままに砂原へ下りて、粛然と鳴りをしずめた群集の前に立った。総代が改った口調で挨拶を述べ終えると一同が心から謝意を表すもののように頭を下げた。谷が会釈をかえしたその時、突然群集のなかから「閣下、この数万の被害民をお救い下さい」と一声するどく叫んだものがいた。それをきっかけに、人々は初めて声を立てることを許されたもののように「お救い下さい」「お願い申します」と口走りだした。無数の青黒い顔々が目をひきつらせて口々に叫び訴えるさまは、この世の姿とも思えなかった。曇空から降りそそぐ薄光り、砂をまきあげる川風も、その場の光景に一段と陰惨なおもむきを添えた。やがて重立った者の制止でその喧騒もようやく鎮ったが、そのとき四十五六と見える一人の男が人々を割ってすすみ出てきた。