후리가나로 읽는 일본 고전
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わたらせがわ
渡良瀬川
大鹿 卓
大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면
、第3水準1-14-88)し、一転して被害民の上京に対する干渉を難詰しだした。
「これらの事に至っては殆んど日本の人間ではないようである。日本人にかかる馬鹿なことをするものはない。実に無礼千万にもほどがある。かくのごとく露宿している被害民の枕頭を蹴散らすに至っては、これこそ国賊といわなければならない」
正造の声は、攻撃というより警醒のひびきで議場を被い、咳の声がもれるばかりであった。
「開院式の詔には財政の基礎を鞏固にせよと宣われてある。財政の基礎とはなんである。租税の根本を固くするのである。そのまた根本なるものは土地である。土地人民である。この土地と人民とを粗末にする政治においては、この詔勅を奉戴することはむずかしかろうと、私は信じて心配いたします」
演説中の攻撃の箇所について、議長席についていた元田副議長から「軍人の激憤を買っております。一部を取消してはいかがです」と注意があった。
しかし正造は肯じなかった。彼は紙片に記して、左席の中山へ示した。
――死なば死ね、殺さば殺せ、死んだ世に、殺さるるとてかなしくもなし。
十一日は日曜であった。翌十二日の衆議院は、中村陸軍次官から正造の演説に対して、被害民を蹴散らし云々のことは事実無根であると弁明があった。