일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

「眼が悪くてなにもできませんから、飴菓子を売った五銭か六銭の銭で、孫三人にようやく粥をすすらせております。それも雨が降ると商売がないから、ろくに食べさせることもできません。昔のことを思うとただもう情なく、はやく死にたくなります」

老婆は一言いっては泣いた。聴き手もさすがに女たち、もらい泣きに慰めの言葉もなかった。松本英子が心覚えを書きつける手帳も、涙の跡のみ多かった。

こうして婦人たちは、極貧の家を一軒々々訪ねては、金を包んでおいて歩いた。そのわずかな恵みに、彼等は土下座したり、頭を敷居にすりつけたり手を合せて後姿を拝んだりした。

彼女たちはまた山口の部落でも、東京のどこの貧民窟でも見られないようなどん底の生活を目撃した。野沢和吉という中老の盲人の住む小屋などは、まったく犬小屋同様で、四方の壁が抜け落ちていた。壁の穴には夜寒の風を防ぐために葭の束を立てかけ、窓には腐れかかった蓆が垂らしてあった。床は地面から一二寸の高さに丸太を組んで板を並べ、それに汚い蓆を敷いただけ、床には炉が掘ってあって、傍に瓦が二つ三つおいてある。手探りで火を焚くための仕掛けらしく、火影に照らされつつ黙々と夜長をすごす盲人の姿が目に見えるようであった。